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  クリーンなまち日野  

あるが票3万の重みが激震を走らせています。

大坪市長は、当選が決まった18日深夜、予想以上に厳しいたたかいだったと語り、翌日の事務所解散式では「3万人の有権者が大坪ノーと決断された事実は重い」と述べています。

大坪陣営には自民・公明・チームひの等の市議14人が名を連ね、有賀支持は共産党の市議だけ。

3年前の前回市議選での得票数を比べると、3.1対1だった力関係を互角に持ち込んだ選挙戦でした。これができたのは、不正をただしクリーンな市政にしてほしいという幅広い市民の願いを集めることができたからです。

また、市議会議員しか応援しない大坪陣営に対し、有賀候補には、市民の皆さん、地方議員、野党などが駆けつけ、これまで以上に共同を広げられたことも重要でした。

「大坪の立候補はおかしい」との声は自民・公明の支持層からもあがりました。有賀に投票した方も多数いました。

不正・汚職の解決を選挙の最大争点とした市民運動と

さまざまな市民と政党の共同を最後まで追求したことが、

3万を超える有賀支持につながった

 有賀候補が3万を超える支持を得られたのは、不正の全容解明、汚職・腐敗の一掃を市長選挙の中心的な争点にすることができたことにありました。

 11月23日の「元副市長らの不正疑惑の真相を究明する公開シンポジウム」では、有賀市議、中野市議、山口弁護士が報告しました。

 このころから、不正の数々に大坪市長が深く関与していたことを示す公文書が相次いで市役所の担当課から公表され、12月市議会での追及を経て、1月からは市政の不正、私物化の疑惑を全面的に解明することを求める署名運動が始まり、5707筆の署名が集められました。

 この運動を通じて、不正の事実、汚職の疑惑を伝えるチラシは4度にわたって全戸配布され、市民の関心を高めていきました。

 その中で、元副市長の不正を個人の問題にとどめず、市長の関与、一部業者・地権者・市幹部の癒着による構造的な問題であることを明らかにしてきたことも、重要でした。

 もう一つ大事なことは、市民と政党の共同を最後まで追求し、さまざまな市民・弁護士・議員など、これまでの共同をさらに広げることができ、有権者に市政を担う政治的広がりを示すことができたことでした。

 大坪陣営は、立憲民主党の市議を取り込むことで野党の分断を図ってきましたが、選挙告示後、立憲民主党の他市の市議や川田龍平参議院議員、有田芳生参議院議員、社民党の福島瑞穂党首が有賀応援に立ち、共産党・社民党・立憲民主党の共同を市民に示すことができ、公営掲示板のポスターにもステッカーを貼り出しました。

 

今後、「クリーンなまち日野をつくる会」は継続し、

疑惑解明、汚職・腐敗をなくす運動などにとりくみます

 

大坪市長と陣営は、選挙のなかで、「私が解決する」「私たちは変わらなければいけない」「捜査と平行して真相の究明を進めていきたい」と言ってきました。市民への責任を果たすべきです。

 

 今後、元副市長の不正の解明、市長や市役所の関与、たかはた保育園の廃止と民営化をめぐる大坪市長の関与などについては、元副市長の不正な報酬や補助金の返還求める裁判、市の第3者委員会、起訴された河内元副市長の刑事裁判、川辺堀之内区画整理事業での建設工事の入札談合の調査(公正取引委員会)などにより、さらに解明されなければなりません。

 大坪市長の関与した事実が明らかになれば、市長の資格も問われます。市議会与党が数の力で事実を覆い隠すことを許してはなりません。クリーンなまち日野をつくる会は、有賀さんとともに引き続き頑張ります。

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